【10/8(土)開催】BEYOND2022「僕らが選ぶ、愛ある未来とは」に込める想い
2022年10月8日(土)に株式会社talikiの主催によるソーシャルイベント『BEYOND2022』を開催します。今年のテーマは「僕らが選ぶ、愛ある未来とは」。課題解決に取り組む社会の最前線を紹介し、これからの生き方やキャリアを考える上でのヒントを提供します。
本記事では、taliki社員の2人に、talikiがなぜ『BEYOND』を開催しているのか、今回はどのような方におすすめなのかなど、主催者の想いを語ってもらいました。
イベント詳細
イベント名:『BEYOND2022』
日時:2022年10月8日(土)11:00-18:00
会場:京都リサーチパーク 4号館地下1階バズホール
https://www.krp.co.jp/access/map.html
※オンラインでも参加が可能です。
参加費:学生 無料/一般 3,000円
公式サイト:https://beyondtaliki.info
申し込み方法:Peatixにてお申し込みください:http://ptix.at/MLNW09
【プロフィール】
・宇都宮 里実(うつのみや さとみ)
株式会社talikiインキュベーションマネージャー。新卒でnote編集アシスタントをする傍ら「日本橋CONNECT」にて店舗立上げ、エリアリーダー担当。2020年より株式会社talikiにて社会起業家の事業立ち上げの伴走支援に携わり、起業家のメンタリング、新規事業開発、人事業務に従事。
・後藤 奈津美(ごとう なつみ)
大学在学中より複数のソーシャル企業を輩出した教育機関にて、マインド教育に携わる。(株)マザーハウスで店舗運営や戦略立案に従事。一般社団法人日本インクルージョン協会で、経理、食ロス事業の立ち上げ等に携わる。現在は株式会社talikiにて、プログラム運営や広報を担当。
もくじ
大型ソーシャルイベント『BEYOND』とは何か?
BEYONDおすすめポイント①
セクターを超えて社会課題解決に取り組むプレイヤーが集い、その後の事業拡大や協業につながる出会いが生まれる。
『BEYOND』は、社会課題解決に取り組むプレイヤーを支援する株式会社talikiが主催する、年に1度のソーシャルイベントです。これまで過去5回開催し、のべ1200人以上の方に参加していただきました。
毎回異なるテーマのもとに、さまざまな業界・業種のプレイヤーが集い、社会課題解決を加速するための議論・交流を行なっています。参加者の方々にとって、イベント当日の交流だけでは終わらない、その後の事業拡大や協業につながる場となることを目指しています。
「僕らが選ぶ、愛ある未来とは」に込めた想い
BEYONDおすすめポイント②
自分が社会課題解決に関わりたいと思った、最初の想いに立ち返ることで、さらに前進するための原動力に。
そんな想いで毎年開催しているBEYOND。今回のテーマは「僕らが選ぶ、愛ある未来とは」です。
みなさんはどんな想いから、”社会課題解決に関わりたい”と思うようになりましたか?
昨今、SDGsやESGといった言葉が広く一般に知られるようになり、企業や個人の社会課題解決を推進する指針になっていると言えます。一方で、社会課題解決の枠や基準のようなものが強調されることにより、「その課題解決に取り組むことで儲かるのか?」、「CO2の削減にどの程度貢献できるのか?」など、世の中にとって”わかりやすい意味付け”ができなければ、社会課題解決に取り組みづらいというような風潮も感じます。
でも、私たちはもっと個人的な理由や想いで社会課題解決に取り組んでいいと思っています。「楽しそう、面白そうだから」、「この人に貢献したいから」、「この商品を買うことが自分にとって気持ちがいいから」、「自分の子どもの世代のために」など、それが自分にとって良い選択だからという理由で気軽に社会課題解決に関わることができたらいいなと思うんです。
そんな、”社会課題解決に関わりたい”と思ったみなさんの最初の想い、「あなたが選ぶあなたの未来に向けた愛のある選択」とは何か?さまざまなコンテンツを通して、原点に戻れるような1日にできたらと思い、このテーマを設定しました。
社会の潮流から資金調達まで
BEYONDおすすめポイント③
ステージ企画や会場でのブース体験などを通して、社会の潮流などのマクロなことから、具体的な事業の進め方などのミクロなところまで、幅広く知ることができる。
ここからは具体的なコンテンツについて紹介していきます。
(1)オープニングセッション「ESG・社会課題解決の最前線のプレイヤーからみた、今の学生たちの未来」
異なる立場から社会課題解決に取り組まれているゲストの方々と一緒に、ESG投資、ソーシャルインパクト、SDGsなど社会の潮流について議論します。さらに、登壇者の方々には会場の参加者のみなさんからの質問にも答えていただく予定です。
社会の流れを踏まえた上でどう次の一歩を踏み出すべきなのか、具体的な社会課題解決への関わり方についてのヒントが得られるはず。
<登壇者>
・The HEADLINE 編集長 石田 健 様
・エミネントグループ株式会社 代表取締役社長CEO 小野塚惠美 様
・Zebras and Company共同創業者 / 代表取締役 Tokyo Zebras Unite共同創設者 陶山 裕司様
・株式会社taliki代表取締役 中村 多伽
(2)トークセッション「若手起業家に聞く!社会課題解決で資金調達する方法」
起業家として社会課題解決に取り組むゲストをお呼びし、「社会課題解決に関心があるVCはどんなところがあるのか?」、「ステークホルダーを含む、仲間集めの方法とは?」など、具体的な事業のスケール方法について伺います。さらに、事業に取り組む中で楽しいことや今後の人生におけるビジョンなど、それぞれの起業家の想いにも迫ります。
多くの社会起業家が直面する、収益化や仲間集め。起業家のみなさんがどのように課題を乗り越えてきたのか、リアルな情報が手に入るはず。「今悩んでいるけど相談できる人がいない…」という方が前に進めるきっかけになると嬉しいです。
<登壇者>
・株式会社PoliPoli 代表取締役 伊藤 和真 様
・株式会社アレスグッド 代表取締役 勝見 仁泰 様
・株式会社ブイクック 代表取締役 工藤 柊 様
(3)U25の起業家たちによるCOM-PJピッチ
「COM-PJ」とは、talikiと京都リサーチパークが主催する、社会課題解決を目指し起業したい全国の25歳以下の方(創業1年未満、起業準備中など)を対象とした、起業家支援プログラムです。その第3期生が3ヶ月間のプログラムを終え、会場にて最終ピッチを行います。
いろんなセクターのゲスト、参加者が集まる場でピッチをすることで、応援者が増えたり、多様な視点でフィードバックを受けられたり、紹介につながったり。過去の卒業生がこのBEYONDという舞台を通して仲間や応援者を見つけたように、今回も起業家のみなさんの事業推進を後押しできたら嬉しく思っています。
また、会場の参加者のみなさんにとっても、新たな社会課題を知るきっかけになるはず。ピッチした起業家とすぐに関わることはなかったとしても、その後みなさんの日常の中で思い出すような、「あのときあの起業家がプレゼンしていた課題や事業」として印象強く残ったらいいなと思います。
<審査員>
・合同会社SARR 代表執行社員/BGV Japan Advisory Partner デジタル地域通貨&分散型ID提供のDigital Platformer代表取締役COO 松田 一敬 様
・京都市都市経営戦略室戦略マネジメント課長 仲筋 裕則 様
・Zebras and Company共同創業者 / 代表取締役 Tokyo Zebras Unite共同創設者 陶山 裕司様
・京都信用金庫 企業成長推進部 課長 満島 孝文 様
・株式会社taliki代表取締役 中村 多伽
(4)ブースや展示
会場内ではステージコンテンツの他に、社会起業家や学生団体がブース出展や展示を行います。実際に、起業家の方や団体の代表の方ともお話しできる機会なので、ぜひいろんな課題や事業に触れてみてほしいです。
実際はどのような仕組みでビジネスが回っているのかなど、リアルな現場の声を知ることができます。
・保護猫の推し活サービスneco-note|株式会社neconote
あなたの小さな”できる”が猫を助ける。neco-noteはそんな社会をつくっているウェブサービスです。アイドルを応援する感覚で保護猫1匹1匹を応援できる「推し活機能」では、バディと呼ばれる有料登録者だけが参加できるライブチャットなどの限定コンテンツが楽しめます。
・福祉のシェアリングエコノミー!byスケッター|株式会社プラスロボ
株式会社プラスロボは福祉領域に特化したシェアリングサービス「スケッター」を運営しております。資格や経験がなくても、隙間時間に自分のできることで「介護」「福祉」のお手伝いができるサービスです。学校や自治体との連携も進んでいます。
・NAKANOTEI COFFEE/(社)暮らしランプ
NAKANOTEI COFFEEは国登録有形文化財の蔵を活用した焙煎所で製造をおこなっています。一般的にはほとんど行わない珈琲豆を生豆の状態と焙煎後に、欠損豆(雑味の原因となるもの)を一つ一つ選別し取除きます。選別作業に携わっているスタッフは高次脳機能障害や知的障害のある方たち。時間はかかりますが丁寧に選別を行い、その後、自家焙煎機でゆっくり焙煎していきます。丁寧につくられたコーヒーをぜひご賞味ください。
・へんてこりんなお野菜アート体験|合同会社Lápiz Private
「へんてこりんでもええやん!」をモットーに、“見た目が悪い”というだけで捨てられてしまう規格外野菜で絵の具を作っています。今回は、「へんてこりんお野菜」を通して、素敵な個性や強み、価値観を「普通」に囚われて消そうとするのではなく、人とのちがいを楽しんでキャリアや生き方を皆さんと一緒に考えられたら幸いです。
・ハテナコラボ|HATENA-COLAB
我々は、”? is chance, colab is future.”を理念とし、社会課題解決に向けて活動する学生団体です。現在、NFT・メタバースを用いて殺処分問題ゼロに向けた保護猫支援を行なっております。日経新聞主催のビジコンにてJETRO賞、マルイグループ主催のFAGにて優秀賞を受賞しました。
・起業家が選ぶ、愛ある未来とは|taliki.org
taliki.orgではこれまで、200人ほどの社会起業家の方々にインタビューしてきました。この展示では、その起業家たちが選ぶ、愛ある未来を集めました。
こんな人におすすめです!
いろんなセクターの方が一堂に会するBEYOND。「こういう人は来ないほうがいい」なんて決まりはもちろんありません。社会課題解決に関わっている、これから関わりたいと思っている方はどなたでも楽しんでいただける内容となっています。
そんな中でも以下の方には特に楽しんでいただけるのではないかなと思っています。
・ソーシャルなキャリアに進むかどうかを迷っている方。現場が実際はどのように動いているのか確かめたいと思っている方。
・学生時代は学生団体などを通じて社会課題解決に関わっていたこともあり、いずれかはまたソーシャルなキャリアを歩みたいと考えている方。ソーシャルとは少し違う今の社会人生活に何か違和感を抱いている方。
・解決に取り組みたい社会課題があったり、社会に対してもやもやを抱えていたりする方。また、それに共感してくれたり相談に乗ってくれたりする仲間が周りにいないと感じている方。
実際過去に開催してどうだったの?
BEYONDおすすめポイント④
社会課題解決に全力で取り組んでいる方に出会える場だからこそ、次の日からまた頑張るためのエネルギーをチャージできる。
過去に参加されたことのない方にもBEYONDのイメージを持っていただくために、過去のBEYONDのレポートや参加者の声を紹介します。
まずこちらが、2021年10月3日に開催したBEYOND2021のクラウドファンディングです。
https://camp-fire.jp/projects/view/491565
BEYOND2021では、「今こそ、SDGsを捉え直す」ということで、SDGsが形骸化せず、さまざまなセクターを巻き込んで社会課題解決を推進する指針となってほしいという想いを込めて、議論を行いました。こちらのプロジェクトページを見ていただくと、talikiのBEYONDに込めた想いについてもより理解していただけると思います。
次に、BEYOND2021のイベント後に開催した、『世界を変える優しい革命を〜BEYOND2021感謝祭〜』より、「ぶっちゃけBEYONDどうだった?」トーク企画のレポートです。
https://taliki.org/archives/4186
BEYOND2021にてピッチを行った起業家や、参加者してくださった大手企業社員の方をお迎えし、BEYONDの振り返りをしました。
登壇してくださった大手企業社員の方からのコメント(記事より抜粋)
「今までずっと社会課題解決をしようとするとしんどいときが多くて、社内でそういうプロジェクトを前に進めようとしてもなかなかうまくいかなかったり、周りの人との熱量の差を感じたり、1番動いて欲しい人が動いてくれなかったり。そういうしんどいことは多々あるんですけど、BEYONDの会場で、あれだけの人数が本気で社会課題解決をしたいと思っている、あんなに仲間がいるっていう、その事実が本当に心に残っていて。今後辛くなった時はあのBEYONDの景色を思い出しますし、それでも辛い時はいつでもtalikiさんを頼れる環境に全員がいると思います。」
最後に、こちらのtaliki代表 中村多伽のインタビュー記事内でもBEYONDの話が出てきました。
https://taliki.org/archives/5215
(インタビュー記事より抜粋)
毎年開催しているBEYONDという大規模イベントでは、起業家、行政、民間企業、一般消費者などtalikiが関わる全ての人たちが一同に介します。BEYONDに来た方全員が、「安心した」、「勇気をもらえた」、「明日から頑張ろうと思った」の3つを言ってくれるんです。BEYONDは、「みんなも社会を良くしたいと思っていて、それぞれの場所で頑張っているんだ」という安心感と、「周りの人たちに負けないように、明日からまた頑張らないと」という勇気の両方をもらうことができる場になっています。
最後に、繰り返しにはなりますが、『BEYOND2022』が目指すのは、参加されるすべての方に新たなリソースが生まれる場所です。社会課題解決のために活動するプレイヤーから、社会課題解決に関わりたいと考える未来のプレイヤー、またキャリアやアクションに悩むすべての方が一斉に集い、新たな仲間や可能性を見つけられる。そんな機会を参加者のみなさんと作れたら幸いです。
『BEYOND2022』へのご参加を心よりお待ちしております。
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