一日三度の食事を変えるだけで社会問題を解決できる

肉類・魚介類・乳製品・卵などの動物性食品を食べない。

そう決めてから1年以上が経った。

パンも食べられない、チーズも食べられない、サラダを食べるのにもドレッシングがかけられないのではないか、、、

始めはそう思っていたが、案外、そんなこともなかった。

このロコモコ丼やピザは、全て動物性食品を使っていないのだ。

@パプリカ食堂

自己紹介

こんにちは。”草食男子”代表の工藤柊です。草食系男子ではなく、草食男子です笑

僕はあるきっかけで「ヴィーガン」※というライフスタイルを始めました。

それから1年以上、肉はもちろん、卵や牛乳などの動物性食品の一切を避けて生きてきました。

※ヴィーガン(vegan):ベジタリアンの中でも、卵や乳製品、蜂蜜などの動物性食品を一切食べず、毛皮や動物実験の行われる化粧品など、動物を犠牲にした商品の消費をできるだけ避ける人。またはそのライフスタイル。

profile

名前:工藤柊

学校:神戸大学国際人間科学部一年生

所属:NPO法人ベジプロジェクトジャパン神戸支部代表

Blog:そうは言っても工藤さん

出身:大阪府大東市

好きな言葉:人生は、夢だらけ。

夢:世界平和


神戸大学に入学して一月経った5月関東を中心とするNPO法人ベジプロジェクトジャパンの活動を神戸でも行う為に、ベジプロジェクト神戸支部を立ち上げました。

ベジプロ神戸支部は「ベジタリアン/ヴィーガンが身近にある神戸を目標に活動しています。

現在の主な活動は、神戸大学の全食堂にベジタリアン/ヴィーガンメニューを常設することを目指し、食堂と協力しながら少しずつメニューを増やしています。

活動を始めたきっかけ

日本にいると聞きれない「ベジタリアン」「ヴィーガン」という言葉ですが、他の先進国では当たり前のことだそうです。

例えばイギリスやドイツでは、約10人に1人はベジタリアンとして生活しているといわれています。

外はもちろん、日本でもここ数十年増加し続けているベジタリアンやヴィーガンですが、生まれながらにしてのベジタリアンは少なく、ほとんどが自分の意思でそのライフスタイルを選択しています。

その主な理由として、

①動物の権利

②環境問題の原因

③自身の健康

この三つがあります。

彼らは、生まれて半年間で肥やされて殺される豚を減らすことや、畜産業によって生じる地球温暖化や水質汚染などの環境問題を阻止することが目的で、肉を(ヴィーガンは乳や卵も)食べないようです。

 

しかし、いざ自分が実践してみると、なんということでしょう。

ほとんどの飲食店、スーパーに並ぶほとんどの商品が使えなくなってしまいました。

その不便さを感じるだけでなく、更には人間関係にも影響してしまったというベジタリアンやヴィーガンの人の話を何度も聞きました。

 

「他者の為に行動しようとする人が、悲しい思いをすることは間違っている」

 

そう確信したことが、活動を始めよう思ったきっかけです。

 

幸運にも工藤は、大阪や神戸にいくつかある美味しいヴィーガン料理の飲食店を知っていました。

そこで提供されるような動物性食品を使わない美味しい料理をもっと簡単に食べられる選択肢を作れば、更に多くの人がベジタリアンという選択を負担なくできると思いました。

from happycowのインスタ

fromパプリカ食堂のインスタ

そこでNPO法人ベジプロジェクトジャパンの「ベジタリアンという選択をもっと簡単に」というビジョンに共感し、すぐに神戸での活動を始めました。

Next page→ベジタリアンと社会問題の関係

talikiからのお便り
『taliki magazine』に登録しませんか?
taliki magazineのメーリングリストにご登録いただくと、社会起業家へのビジネスインタビュー記事・イベント情報 ・各事業部の動向・社会課題Tipsなど、ソーシャルビジネスにまつわる最新情報を定期的に配信させていただきます。ぜひご登録ください!