マイボトルを持って出かけよう!ドリンクだけ購入可能なリフィルサービスとは
コラム

マイボトルを持って出かけよう!ドリンクだけ購入可能なリフィルサービスとは

2020-12-01
#環境 #体験レポ

こんにちは!taliki編集部がインタビューした起業家の商品やサービスを実際に試してみるコラム第3弾。
taliki.org編集チームの河嶋可歩です。

皆さんは普段マイボトルを持ち歩いて生活していますか?
私は今年の3月までインドネシアに滞在していたのですが、インドネシアでは若者を中心に多くの人がマイボトルを持参し、カフェに入店してもお店のカップを利用している人はほとんど見かけませんでした。環境問題への意識も年々高まっています。

しかし、日本に帰国してからすごく不思議に思っていることがありました。
それは「マイボトルを持ち歩いている人が少ないこと」です。街中を歩いていても、カフェに滞在していても、マイボトルを利用している人を滅多に見かけません。
昨今はマイボトルの容量やデザインの種類も多く、2000万本以上のタンブラーや保温ボトルが販売されていているのに何故でしょう。

増えている「にわかマイボトラー」

私自身もマイボトルを持っていますが、どうしても”飲み終えたら持ち歩くのが大変” ”1つでは足りない”といった理由から日常的に使用できずにいます。マイボトルを持参してもペットボトルを追加で購入してしまい、環境汚染への罪悪感も感じるし荷物にもなる。これが本当にストレスなんですよね。
実際、マイボトル・水筒を持ち運んでいるが、量が足りずに追加で飲み物を購入してしまう「にわかマイボトラー」が約8割もいるという統計も(※BRITAJapan調べ)。

そんな時、近くの飲食店でドリンクだけを購入でき、定価よりも安くマイボトルにドリンクを入れてもらうことができるサービス、ボトルトの飯田さんにインタビューをさせていただく機会がありました。現在は東京をメインに展開されているサービスのため、関西在住の私は気になって仕方がありませんでした。

そして11月初旬。東京に行く機会があり、ついに「ボトルト」を活用し念願のマイボトルを持ち歩き生活をしてみました

外出時にマイボトルを持ち歩く際のストレスは軽減されるのでしょうか。今回は、ボトルトのサービスについて使用方法とリアルな感想をお伝えします!

ボトルト株式会社飯田百合子さんのインタビュー記事はこちら:https://taliki.org/archives/2894

 

リフィルサービス「ボトルト」とは

ボトルトとは、マイボトルを使えるお店がスマートに探せるドリンク専用の事前決済アプリ&サービスです。
「どこでも安心してリフィルできる時代へ」をビジョンに掲げています。
リフィル(Refill)とは「詰め替え」という意味があり、「マイボトル運動」の先をいく「リフィル(中身だけ買う)」習慣を提案しており、中身だけもっと自由に買えるようになったらいつのまにか​プラスチックも減っていく、そんな社会を目指しているサービスです。

ボトルトの使用方法

①アプリ「BOTLTO」のダウンロード

iPhoneの場合はApple Storeで、Androidスマートフォンの場合はGoogle Playで「BOTLTO」をインストールしてください。
今回は私のiPhoneを使用して説明していきます。

ダウンロード後は、会員登録を行なってください。

 

②チャージ

ドリンクを購入するためには事前にクレジットカードでチャージし、その残高から購入することになります。会員登録を完了すると、早速チャージが出来ます。

 

 

③ドリンクチケットの購入

早速ドリンクを購入しようと思います!
リフィルできる店舗を探すにはアプリ内の下部にある、「Map(地図)」や「Nearest shops(近くのお店)」をタップ。現在地から最寄りのボトルト登録店が見つかります。

私は新宿で試してみました!

 

アプリ内で検索してみると、現在地から277m離れた新宿駅内に「ベックスコーヒーショップ」がボトルト登録店として表示されました。

 

メニューをタップしてみると、ジャスミンティーが目に止まり、購入することに。購入ボタンをタップすると、先ほどチャージした1000円からジャスミンティーの代金である200円分が自動的に引かれます。11月3日にジャスミンティーのドリンクチケットを購入しましたが、12月3日までの1ヶ月間使用可能みたいですね。

アプリのダウンロードからドリンクチケットの購入まで約5分で完了し、とても簡単でした。

 

④ドリンクの受け取り

徒歩3分で、新宿駅内の「ベックスコーヒーショップ」に到着。

入店してカウンターに向かい、ボトルトのアプリを提示しマイボトルを店員さんに渡します。

 

上記の画面を見せるだけで購入完了です。事前にチャージから料金が引かれているため、店内では決済する必要もありません。

アプリでは200円支払いましたが店頭でのジャスミンティー販売価格は250円だったため、マイボトルを持参するだけで50円お得と、お財布にも優しい。

 

マイボトルへのリフィルのため、店内での飲食でも、持ち帰りでもどちらでも大丈夫です。私は次の予定まで時間があったため、サンドイッチも一緒に購入し店内で過ごすことにしました。とっても美味しかったです!

 

利用してみた感想

 

今回初めてマイボトルへのリフィルサービス「ボトルト」を使用しましたが、結果として大満足でした!

特に3つのポイントで高評価でした。

①事前にアプリ内で購入できるため、店舗では特に決済などの必要がないこと店内でのやり取りがスムーズで簡単なのは良い購入体験でした。

 

②マイボトルのため、店内で飲みきれなくても持ち歩きが可能なこと。私はいつも飲むスピードが遅く、カップにドリンクが残った状態で廃棄してしまうこともありました。マイボトルだとそのまま持ち歩ける上に、保温機能のあるボトルを使えばドリンクの温かさも維持できるので寒くなる時期にぴったりです。

 

何より当初の問題であった「1回分で足りない」を見事に解決してくれるサービスだったこと。いつでもどこでもドリンクのみを購入できるため、一度飲み終えてもペットボトルを買うことなく新しく追加できます。

 

外出時にマイボトルを持ち歩くストレスが軽減されるだけでなく、日々の外出が少し楽しみになる、そんなサービスでした。
(今回使用したマイボトルは私が好きなアーティストさんが販売しているものだったので、それを持ち歩けることでテンションが上がりました)

利便性・経済性が優れている点だけでなく、環境問題の解決にも寄与できる「ボトルト」。

現在は都内の登録されている店舗のみで利用可能となっています。今後利用者が増えるにつれ、都内での登録店舗数がもっと増えたり、関西への展開が始まるいいなと感じました。

是非皆さんもマイボトルを片手に、よりエコ生活を取り入れてみてください。

BOTLTO HP:https://botlto.jp/

 

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    writer

    河嶋可歩

    インドネシアを愛する大学生。子ども全般無償の愛が湧きます。人生ポジティバーなので毎日何かしら幸せ。

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