麹で「自然を取り戻す」夕食を。発酵調味料『おりぜ』体験レポート
コラム

麹で「自然を取り戻す」夕食を。発酵調味料『おりぜ』体験レポート

2020-11-05
#食 #体験レポ

こんにちは、taliki.org編集チームの田坂日菜子です。

7月に大阪の一人暮らしのアパートを引き払い、島根の実家へ居を移しました。
久しぶりの実家暮らしにほっとしたのもつかの間。
それ以来、私を悩ませているものがあります・・・

それは、1〜2週間に一度回ってくる「夕食の料理当番」

祖父母と同居している我が家では、私も含めて家族5人分の料理を作らなくてはいけません。
料理は好きですが、5人分×3,4品となると考えもの。
メニューの組み合わせや、家にある野菜を見ながら献立を考えるのはなかなか大変です。

 

そこで目を付けたのが、アグクルの発酵調味料「おりぜ」。
以前talikiでインタビューした、アグクル代表の小泉泰英さんが開発した商品です。

「自然を僕らの手に取り戻す。日本の食生活を救う、発酵の魅力とは」

現代の食生活では、砂糖やうま味調味料をたくさん使った料理を取りがちです。大量に摂取すると、生活習慣病や肥満につながることも…。
麹が持つやさしい甘みや旨味を食事にうまく取り入れることで、日本に長く伝わる健康的な食生活に近づきます。
「非日常のハレの食事を楽しむためにも、日常的なケの食生活に気を使うことが大切」とおっしゃっていたことが印象的でした。

※2022年12月より株式会社オリゼに社名が変更となりました。

「おりぜ」とは…
5分で簡単に食卓を彩る発酵調味料です。
糀(こうじ)をベースに醤油と発酵させているため、糀由来の「旨味」や「甘味」が強く、これ1つで簡単においしい料理ができます。

使いたい食材と一緒に「サッと」炒めたり、和えたりするだけでおいしい料理が完成。
料理が苦手な方や忙しい方にもお使いいただけます。

引用元:5分で簡単に発酵生活を実現する調味料「おりぜ醤油味」とは?|アグクルhttps://agcl528.com/category/recipe/oryzea-soy/

醤油味と塩味があり、「醤油麹(こうじ)」「塩麹」と言うとわかりやすいかもしれません。

 

まずは購入

夕食作りの助けになればと、早速サイトで購入しました。

ECサイトの一部。まとめて買うとお得になるセットもある。

 

【送料一律250円】とわかりやすく表記されていました。

 

甘酒「こうじつ」を除き、調味料は1個から注文できるのが嬉しいです。

 

今回注文したのは

・おりぜ醤油味
・おりぜ塩味
・発酵ふりかけ「ごはんのおとも」

の3点です。

 

おりぜ醤油味&塩味は、はじめての方向けに少量のお手頃なセットがあったのでそちらを購入しました。
送料込みで1,880円(税込み)。


約4日で島根の実家に到着。
アグクルの本社は栃木県なので、関東圏にお住まいの方はもっと早く着くかもしれません。

ポスト投函できるサイズの小さめのダンボール箱で、一般的な住宅の郵便受けなら問題なく入りそうです。
少量の注文であれば、不在でも受け取れるのがいいですね。

おりぜ醤油味とおりぜ塩味を使った4品のレシピも同梱されています。
美味しそうなレシピの写真を前に、料理するのが楽しみになります。

 

おりぜ醤油味、塩味の裏側。

原材料は「米麹、醤油」「米麹、伝統海塩」のみ。
レシピのQRコードも付いています。

 

レシピを探す

QRコードを読み取ると、おりぜのレシピページへ。
なんと毎月レシピを発刊しているそう…!使い続けても飽きない工夫がすごいです。

引用元:腸活調味料「おりぜ」のレシピたち|アグクル

 

これだけでは決められない!という人のために、Instagramもあります。
私もインスタをスクロールしながら、ピンと来たレシピをいくつかピックアップしました。

アグクルのInstagram。目移りしてしまう料理の数々…!

 

今回、私が夕食に選んだ4品はこちら!

味付けは2つだけの簡単柔らか生姜焼き
(簡単に作れるメインのお肉料理として)

ピーマンとしらすのくったり炒め
(自家製ピーマンがたくさんあったので)

アボカドとトマトの麹ミネラルサラダ
(和えるだけで1品完成するの強い)

厚揚げのチーズ焼き
(最後にもう1品!簡単に作れそうなものをチョイス)

 

レシピサイトとおりぜのInstagramを合わせるとかなりの品数。使いたい野菜や、その日食べたいものに合わせて、レシピを選べるのは魅力的です。

 

いざ、調理開始!

メニューを決めたら、早速料理にとりかかります。
夕食を食べ始める約1時間前に調理を開始しました。

まずは簡単柔らか生姜焼きの、豚肉の下ごしらえから。

使う材料はこれだけ。チューブ生姜で手早く作ります。

調味料を手でもみこんで、しばらく放置。

お弁当に使う場合は前日の夜に仕込んでもいいですね。

 

続いて、アボカドとトマトの麹ミネラルサラダを作ります。

元のレシピではおりぜ塩味とおりぜ甘味を使っていますが、今回はおりぜ塩味のみで作りました。(代わりにと言ってはなんですが、独断と偏見でオリーブオイルとお砂糖を足してみました。さらにマリネっぽくなった気がします)

 

次はピーマンとしらすのくったり炒めを作っていきます。

ピーマン5,6個を千切りにして、フライパンへイン!

弱火〜中火でゆっくり火を通していきます。

ピーマンに火が通ったら、しらすとおりぜ醤油味を投入し、よく混ぜたらできあがり。
簡単…

 

残りの2品も手早く作っていきます。

厚揚げのチーズ焼きは、厚揚げをスライスして、おりぜ醤油味を塗り、とろけるチーズをふりかけてトースターでチン。(写真忘れてました)

簡単柔らか生姜焼きは、調味料を揉み込んだ肉をフライパンで焼くだけ。

適宜ひっくり返してしっかり焼きましょう。

 

厚揚げのチーズ焼きも焼けたら、それぞれお皿に盛り付けて完成ー!!

約1時間で4品が完成しました!

 

実食!

特に家族に好評だったのが、ピーマンとしらすのくったり炒め

ピーマンの歯ごたえを残しつつ、しらすとおりぜ醤油味の旨味が絶妙に絡んで箸の進む一品でした。

 

簡単柔らか生姜焼きは、シンプルながらご飯が進む進む…。
火を通すと固くなりがちな豚肉も、麹の力で柔らかく食べられました。

普段は、しょうゆ、みりん、酒を使って作ることの多い生姜焼きですが、今回はおりぜ醤油味と生姜ペーストのみ。
それだけで味がちゃんと決まるのはびっくりでした。

 

ごはんと一緒に、発酵ふりかけ「ごはんのおとも」もいただきました。

味噌っぽい味わいながら、ちょうどよい塩気でこれまたご飯泥棒です。
おにぎりの具にしてもよさそう。

 

アグクルの発酵調味料を使ってみて

実際におりぜ醤油味&塩味を使って気づいたポイントをまとめました。

1.「おりぜ」だけで味が決まる

調味料をあれこれ使わなくとも、「おりぜ」だけでビシッと味が決まります。
シンプルな味かと思いきや、麹のおかげか甘さや旨味も感じられる複雑な味わいに。

ちょっと使いすぎたかな?と思っても、「しょっぱい!」となりませんでした。
使う調味料が少ないので、味の濃さを調節しやすいのもポイントです。

 

2.時短になる

アグクルの商品が「3歳前後の子どもを持つお母さん」に向けて作られていることもあり、「おりぜ」を使ったレシピはどれも5〜20分程度でできるものばかり。

改めておりぜへの想いを覗いてみると…

簡単においしくできるから料理が楽しくなる。ついでに健康的。
そんな料理が並ぶ食卓はきっと幸せで溢れています。
私たちは、おりぜによってそんな想いをお届けします。

アグクルHPより https://agcl528.com/category/recipe/oryzea-soy/

 

和えるだけ、混ぜるだけで味付けが終わるので、シンプルな工程で料理が作れます。
毎日料理をする主婦の方はもちろん、自炊になかなか時間を割けない社会人や学生にもおすすめできる調味料です。

 

3.安心して食べられる

原材料は「米麹、醤油」「米麹、伝統海塩」だけ。
余計なものが入っていないから、幼い子どもがいるご家庭でも安心して使える調味料です。

アグクルの創業者である小泉さんも、「発酵を次世代に伝える」ためには子どもたちの食文化が重要だと話されていました。
毎日使う調味料だからこそ、体にいいものにこだわってみたいですね。

 

こうしてたまに料理をする私にとって、レシピが豊富で簡単に味が決まる「おりぜ」は心強い存在になりそうです。

日本の伝統的な食文化である発酵食品を、日常の食事に美味しく取り入れてみませんか?

 

商品の購入はこちらから! アグクルオンラインストア

 

アグクル代表・小泉泰英さんのインタビューはこちら。
自然を僕らの手に取り戻す。日本の食生活を救う、発酵の魅力とは

 

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    writer
    田坂日菜子

    島根を愛する大学生。幼い頃から書くことと読むことが好き。最近のマイテーマは愛されるコミュニティづくりです。

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