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「本当に辛かった」新規事業立案の道のり

taliki編集部 2018年8月31日
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起業・新規事業の立案を目指す「タリキチプロジェクト」が3期生を募集している。実際、タリキチプロジェクトでの取り組みは参加者にどんな影響を与えたのだろうか?大手ITベンチャーに内定が決まっていた中、タリキチプロジェクト第2期に参加した近藤百合菜さんにお話を伺いました。

 

「新規事業をしたい」って意気込んで今の内定先に入ったんです。でも、事業を作ったことがなくて。「実際に自分で事業を作りたい」と思ったのが参加した理由です。

自分が自分らしくいられる場所が欲しいとも思っていました。

 

そんな彼女は知り合いに「タリキチというのがあるよ」とオススメされ、飛び込んで来てくれた。内定先で開催される新規事業立案コンペでの優勝を目指し、タリキチプロジェクト2期生として取り組みを始める。しかし、そこからの2ヶ月間は決して平坦な道のりではなかったようだ。

 

新規事業を作るというのは、想像通り辛かったです。(笑)

色んな情報にあふれていて、何を取り入れるべきで、何を取り入れないべきなのかわかりませんでした。

彼女が作った最初のプランは、「中高生同士が”趣味”で繋がる」アプリ。高校時代に居場所が欲しいと考えていた自身の経験からの発案だったが、周りからは様々なフィードバックや批判があったそう。

 

「需要がない」と言われまくったんです。中身を見てほしくても、最初にそう言われるから案を深めることが出来なくて。

自分の案に自信を持てなくなりました。

周りの意見をどう取捨選択すればいいのかわからなかったし、どう自分の意思を通していいかもわからなかった。

そして、その時にちょうど色々あって体調を崩してしまって。とても辛かったですね。全くやる気が出なくて、心を閉ざしていました。

 

そんな中で彼女は、「ちゃんと自分が考えたものを全部見てもらえるような、ニーズが確実にあるサービスを作りたい」と思うようになる。そして、タリキチプロジェクトのイベントにゲストとして来ていた一人の投資家の方にアドバイスを求めた。

ディスカッションのなかで、人口統計などの確実な数字や需要があって、学生目線で考えられ、自分がほしいものは何だろうと改めて考えた。そして、「スキマ時間でアルバイトができ、飲食店の人手不足も解消できるサービス」を思いつく。

そして見事、内定先でのコンペティションで最優秀賞を勝ち取ったのだった。

 

本当に辛かったけど、やりきって成果を出したというのが自分の自信に繋がりました。

最後の1週間は毎日7、8時間サービスを考えることに費やしました。

やらないという選択肢もあったと思います。でも、その選択肢を私は取りたくなかった。

タカさん(タリキチプロジェクトのメンター)にも、「(そのコンペで)絶対一位取ります」って宣言していたから。

周りにやることを言っておいて、逃げられない状況を作るのって大事ですよ。(笑)ど根性がわきあがります。(笑)

 

実際挑戦することで、新規事業を作ることに対するハードルが下がりました。新規事業って、めちゃくちゃ賢い人が超苦労して作ってるイメージだったけど、「私でも出来る」って。

タリキチプロジェクトでの経験を通して、「自分が将来事業を立ち上げたいと思ったら挑戦できる」と思えるようになりました。

 

さらに彼女の快進撃はそこで止まらず、タリキチプロジェクトの最終成果発表会でもある『BEYOND2.0』にて、投資家たちから贈られる”審査員賞”を獲得した。

授賞式の様子。(右)

言われた瞬間は泣きそうでした。辛かったことが報われて、受け入れてもらえたような気持ちでした。

そんなことをFacebookで投稿したら、周りの人から色んな反応をいただけました。

私のプロセスと成果を見て、「励まされた気持ちになった」というメッセージをくださった方もいて。私の取り組みが誰かのモチベーションになったことに、すごく幸福感を感じました。

「人のために」みたいなものは今まであまり考えてこなかったのですが、今は人に元気を与えられることがすごく嬉しいです。2ヶ月間の様々な経験でそういうマインドセットに変わりました。

 

ただ一方で、”ゆったり自由気まま”って大事だなって思うようになりましたね。(笑)

「完璧じゃないといけない」と思い詰めるタイプだったのですが、胃腸炎になったりとかして、やっぱり体が資本だなって。

 

そう言っていつも通りの柔らかい笑顔を見せる彼女。タリキチプロジェクトを通して、一段としなやかに美しく成長した彼女は、きっとこれからも多くの人を笑顔にしていくのだろう。

そんな彼女は春から就職する予定だが、タリキチプロジェクトでプランを作っていく中で一番楽しかったのが、プレゼンやアプリのビジュアルを作っているときだったと言う。

 

「表現したい」という自分の気持ちに気づいたんです。

今までは「自分なんかには無理だよな」と思っていたんですが、プロジェクトを通して良い意味で「自分に期待できる」ようになりました。これからどんどん「表現」していきますよ。

 

話は変わりますが、タカさんがBEYOND2.0でおっしゃっていた言葉が心に残ってるんです。

「人を受容する形には二つ意味がある。先天的な能力や存在そのものや状態などのハードを承認する形と、後天的に身につけたものやアウトプット、成果などのソフトを承認する形。普通どちらかに偏ってるけど、本当はどっちも必要」という。私も、どちらも承認できる人でありたいなと思っています。

 

最後に、「タリキチプロジェクトを一文で表すと?」と彼女からはこんな答えが返ってきた。

 

「とにかく挑戦してみてほしい」ですね!

迷ってるならやってみてほしい。絶対得られるものはあリます。

考え込むと、尻込みしたり、今じゃなくていいんじゃないか、と思ったりしますよね。

でも、この人と喋りたいとか、このプロジェクト参加したいとか、頭じゃないところから湧き上がってくるものって、やってみたほうが後悔しないです。

タリキチプロジェクト3期生募集中!お申し込みはこちらから▼

http://www.talikichi.com/

9/1(土)15:00〜、説明会を開催いたします!参加はこちらから▼

https://www.facebook.com/events/303333213553413/

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taliki編集部

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