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農業×ビジネスでもっと幸せを―社会起業家ってカッコいい!

taliki編集部 2018年2月10日
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ぶさべじってどんな活動?

大学3年生時に始めたぶさべじで起業しました、神戸大学出身の佐々木純と申します。

現在は“ぶさべじ”として活動しています。

ぶさべじには、学生が中心となって社会にイベントや企画を通して提案していく学生団体としての一面と、ビジネスとして継続的・発展的に社会に提案していく事業体としての一面があり、僕は後者の方を経営しています。

ビジネスサイドで展開しているのは、神戸近郊の農家さんと「食べ手」の距離をゼロにするための事業です。

とれたてのお野菜を最短1時間でお届けする宅配事業、固定の場所でお野菜を販売する露店事業、“農業×写真”で農家さんと食べ手を繋ぐ農業体験系事業など、“誰かのために野菜を作る・届ける”をコンセプトにした農業コンサル事業を主軸にしています。

活動を始めたきっかけ

僕は、大学1年生の頃から、社会課題をビジネスの観点から解決していく社会起業家に憧れがありました。というのも、社会課題とは、解決の難易度がとても高く、しかし解決することができれば多くの人が幸せになれる類のものだと思っており、それを解決していくことを仕事としている社会起業家はとてもかっこいい生き方のように感じられたからです。

メディアでは社会問題について様々に論じられていました。しかし、全ては自分の肌で感じ、目で見たものが真実だと思い、2年生の時自分の得意が最も活き、自分の情熱を注ぐことができ、かつ世の中の全ての人間が毎日触れる”食”の領域の課題に触れようと、賞味期限間近の食品を再分配する団体にボランティアとして参加しました。

芦屋市を中心として、神戸や大阪にまで活動範囲を広げている団体でしたが、私は神戸を担当することになりました。

食料を提供してくれる企業に車で向かい、現地で食料を車に搬入して、老人ホームなどのお届け先に届けるといった活動内容で、その活動自体からも多々影響を受けるのですが、車中でも刺激が多くあったことを覚えています。

2人1チームで行動するため、パートナーとのコミュニケーションが非常に多くなります。

車中では特に深い話をする機会が多く、なぜ”食の再分配”の活動にボランティアとして関わっているのかという点に絞り、どんどん話をしていきました。普段は消防士として働いている方や、定年退職をした方などバックグラウンドが全く異なる様々な方のお話を聞いていく中で、一つ共通している動機がそこありました。

それが、

”無駄になってしまうものが誰かのためになる。その一端を自分が担えることが嬉しい。”

ということでした。

この動機に基づく生き方が僕にはすごくかっこよく写り、同時に、憧れであった社会起業家としての生き方への情熱が再熱した感覚がありました。

まだ食べられるのに廃棄されるのを待つしかない運命の食糧たちが山のように目の前にある一方、それを届けることで笑顔になり、喜んでくれる方々もいる。

便利さや物質的に満たされた豊かさを思い求めた結果として生まれた現代の負が食糧の無駄だとしたら、その負はちょっとした仕組みひとつで快方に向かう可能性があるんだと感じました。

そして、自分にしかできないやり方でその仕組みを作ろうと、ぶさべじの立ち上げを決意しました。

Next page→ぶさべじが立ち向かう課題とは?

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taliki編集部

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社会課題を身近に、楽しく、カジュアルに伝えていくことをモットーにしつつ、真剣に、追い込まれながら記事をアップしています。記事に関する感想、疑問、その他コメントは下のお問い合わせからお送りいただけます。

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