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学生のうちに海外、行くべき?―CIEEの方に聞いてみた

taliki編集部 2018年2月14日
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皆様、「CIEE」ってご存知ですか?

大学生の成長をサポートしてくださっているCIEE日本代表部・国際交流事業部のキンマさんに、今回お話をしていただくことができました!

CIEE(国際教育交換協議会)とは?

1947年アメリカ・ニューヨーク州で本部創立。1965年に日本代表部を立ち上げ、2015年に設立50周年を迎えました。

1981年よりTOEFL®テスト開発・運営元の「米国非営利教育団体Educational Testing Service(ETS)」の委託を受けて、TOEFL®テストの広報活動、TOEFL ITP®テストの運営、教材の販売やライティング指導ツールCriterion®の提供を行うほか、海外交流事業では、主に大学生(個人)を対象とした海外ボランティアプログラム、短大、大学の委託を受け企画・運営している短期海外研修(グループ)などを通して年間約3,000名の派遣や受入を行っています。


自己紹介

2011年からCIEEの国際交流事業部で働いています。

私は19~24歳までの5年間をアメリカの大学で過ごしたため、学生のうちの異文化体験や英語学習が、その後の人生にどれだけの影響を与えるものなのか、身をもって感じています。

ですので、少しでも海外に興味を持っている学生さんには、「チャンスがあるなら、あまり深く考えこまず、飛び出してみて」と声をかけるようにしています。

初めて海外に挑戦するなら、時間も体力もあり、自分で稼いだアルバイト代で予算の調整ができる大学生の時がベストだと思います!


現在、海外交流事業として、主に大学生が参加するサンフランシスコへの短期ボランティアプログラムの企画、手配を行っています。2013年から活動を始め、丸5年が経ちました。

活動先は、サンフランシスコ都市部の低所得者層を支援する国際NPOや、日本語を教える幼稚園、小学校、中学校、高校、一部ネイディブ(英語)の学校や学童、日系の高齢者施設などです。

活動をする理由

サンフランシスコは、全米の中でも住民の貧富の差が最も激しい都市のひとつであり、低所得者層を支援する団体では、ボランティアスタッフが常に必要な状態です。また、サンフランシスコには比較的大きな日系社会があり、「日系アメリカ人たちが日本のルーツを忘れないように」と、日本語を教え続けていますが、こちらも常に人手が必要な状況です。

一方、日本の大学生は、夏休みや春休みを利用して、アメリカで英語や異文化を学びたいという人が多く、またボランティアとして自分たちがどれだけ力になれるのか試してみたいという想いに溢れています。

この両者の想いをボランティアプログラムの形で繋ぐことによって、参加者は時に人を助け、また別の時は人から助けられる経験をします。少し大げさな話かもしれませんが、両国の若者同士がこういった交流を繰り返していくことで、自然と友情が築かれ、憎しみや戦争のない平和な社会が実現するのではないでしょうか。

活動をしていてよかったと思うときは?

参加された学生さんたちが日本に帰国した後、「本当に素晴らしい経験ができた」「今度はもっと長く留学に行こうと思う」「一生に残る思い出ができた」などポジティブな感想を下さるときです。

滞在中は、毎日いろんなハプニングに遭遇します。旅行会社が主催する団体観光ツアーや、日本人グループで寮生活を行う短期語学研修では、周りに常に助けてくれる日本人がいるでしょう。

ですが、私たちが行っているような個人で参加するボランティアの場合、自分で解決しなければならないという場面も多くあります。そんな中、時に苦しみ、もがきながらも、前向きに努力することで、短期間でもグッと成長して帰国される方が多いと感じます。

活動をしていて大変なときは?

治安に不安を感じられている方に対してのサポートです。

不安を感じやすい人は、何か事件が起きると、「自分にも起こるのでは?」と考えられることが多いので、そういった方の不安を完全に取り除いてあげることはできません。ですので、無理に勧めないようにしています。

ただ、勇気がなかったという理由で、大学時代に海外留学をせず、社会人になった身の回りの友人・知人たちは、みな口をそろえて、「あの頃、勇気を出していれば」と嘆かれています。

社会人になってから、英語を習得したり、異文化に無理なく溶け込むのは想像以上に大変なようです。それは、時間的にまとまった休みがとりづらくなることに加え、人間の脳というのは年を重ねれば重ねるほど新しい言語を憶えることが難しくなるからです。

実際、「最初は不安でしたが、行ってみたら何とかなりました」という大学生の方も多いので、そういう体験談を聞けば聞くほど、悩ましく思ってしまいます。

読者のみなさまへ

今回、私たちの団体を見つけてくださった関西大学の学生さんの熱意と、talikiの活動に共感したので、記事を書かせていただきました。

CIEEでは、関西大学国際部の教員のご協力のもと、国際協力ガイダンスイベントで国際ボランティアについて紹介させていただいたり、TOEFL iBTスキルアップセミナーを行ったりしています。直近7年間で関西大学からCIEEの海外ボランティアに参加された方は約50名にのぼります。

これからも、海外ボランティアの魅力を発信し、一人でも多くの学生さんに、世界へ飛び出してほしいなと思っています

 

CIEEホームページ

海外ボランティアプログラムはこちら!

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taliki編集部

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社会課題を身近に、楽しく、カジュアルに伝えていくことをモットーにしつつ、真剣に、追い込まれながら記事をアップしています。記事に関する感想、疑問、その他コメントは下のお問い合わせからお送りいただけます。

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