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「ハンセン病による差別をなくす」―インドで活動した大学生の熱い思い

taliki編集部 2018年1月15日
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活動の目標は、ハンセン病による差別をなくすこと

差別をなくす。そう、差別をなくすんです。

 

僕はこの目標を意識しながら、活動を続けてきました。

でも、途中で気づくんです。

無理だと。打ちひしがれるんです。

 

ハンセン病の差別は、根深い。

インドは世界で一番ハンセン病の新規患者が多い国

人々が身分ごとに区別されるカースト制の名残や、それで生計を立てる人が大勢いるほど日常的に行われている物乞いの文化と相まって、差別が社会に根付いている

社会。それが僕には動かせないほどの大きなものに思えて、活動に疑念を抱いた。

僕たちにできることじゃない。そう本気で思った時期があった。

でも、

社会問題をどうにかするためには、現地で活動を進めるのが不可欠。

行政だけじゃダメ。地に足つけて、社会のその中で動く存在が必要。

最初から、そう頭では理解してた。

活動を通して、それを肌で感じるようになった。

 

広い世界の中のたった一つの国、そのなかのたった2つの村。

ただ、僕がこの目で見た限りでも、活動を通してその現状は変わった。改善した。

それでいい。

 

大きな問題を根本から覆すことなんてできない。

それは、間違ってない。

でも、変わる。少しずつ、少しずつ。

 

次回キャンプの2018年3月には、新しく3つ目の村を訪問する。

そうやって、活動が広がっていく。少しずつ。少しずつ。

考えを広め、行動を広め、そうやって変わっていく。

 

インドの社会を変えるには、その社会に属していない自分たちが立ち上がるのがいい。

しがらみにとらわれず、問題を見極め、その解決に向けて人々に訴える。

それは、価値観の押し付けとは違うと思う。

相手と一緒に考える。

思いの矢印は、相互に。一方的じゃない。

 

何が正しいかなんてわからない。

僕たちの活動は無駄かもしれない。やっぱり価値観の押し付けになるのかもしれない。外部からは問題の本質が掴みきれないのかもしれない。逆効果になるのかもしれない。

 

失敗もした。間違っていたこともあった。

でもだからと言って、あなたは知らん顔できますか?

僕は、僕たちはできない。

 

何が正しいかなんてそれは分からないけど、立ち止まらない。

みんなで一緒に、解決しなきゃいけないことがある。

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taliki編集部

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社会課題を身近に、楽しく、カジュアルに伝えていくことをモットーにしつつ、真剣に、追い込まれながら記事をアップしています。記事に関する感想、疑問、その他コメントは下のお問い合わせからお送りいただけます。

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